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針山さんワールド=スモールワールド ‐世界の中心、針山さん 2‐
成田 良悟
メディアワークス
¥ 683
(2007-02)
じつはまだバッカーノの最新刊を読んでいないのですが、成田作品のなかでも1番好きな話なので先に読んでみました。
この作品はいわゆる短編集なのですがその全ての話がごく普通の男性「針山さん」の周りで起きているというあまり見ない感じの短編集。
しかも各話の主人公はそれぞれまったく違います。
例えば怪談の嫌いなタクシー運転手だったり、
また悪の組織最強の雑魚戦闘員だったり、
また"なまぬるい"ことが嫌いな殺し屋と呪学士だったり、
果ては正義のヒーローだったり・・・
この成田作品らしいバラエティに富んだキャラクター達に加え、さらに前作のキャラクターが出てくるもんだから話の世界観として成り立つのか不安になってくるものです。
しかし最後の話ではみんなひっくるめて登場してきてしまう、これも"針山さん"という共通項があるからなんでしょう。
「人と人の繋がりは意外と狭く、『友人の知り合いの従姉妹の・・・』というふうに辿っていくと世界中の誰にでも簡単に辿りつく」というスモールワールド現象という仮説があるのですがこの話はまさにその仮説を通りのような気がします。

恐るべし、針山さん・・・

つまり普段絶対に関わることのない"別の世界"の登場人物たちが実は針山さんという人物で繋がっているわけです。
このように全ての話がバラバラのようで繋がっている、そんな短編集なので読んだことのない人は先に前の巻に当たる世界の中心、針山さんを読むことをお奨めします。
ラノベ-電撃文庫- | 14:36 | author Magne | comments(0) | trackbacks(0)
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